セコムのプラン比較、NEO・スマートNEO・グランデ・G-カスタムの違い

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セコムのステッカー

自宅の防犯対策としてホームセキュリティの導入を考えるとき、SECOM(セコム)はセキュリティがしっかりしているという点で評判です。

セコムでは、セキュリティ機器を自社で開発しているため、最先端の設備を提供しています。

今回は、セコムを導入するにあたってどのプランを選べばよいのか、サービスや特徴について説明します。

セコム 公式サイトはこちら

※金額・手数料表記はすべて税込です。

間取りや予算によって4つのプランから選択

防犯カメラでホームセキュリティ

セコムのホームページを見ると、プランはNEOかスマートNEOの2種類から選ぶと思いがちですが、実はセコムのプランは4種類あります。

ホームセキュリティを導入したい家の間取りや利用したいサービスによって最適なプランを選びます。

NEO
一般的な戸建て住宅に最適、他のプランにはないコンパクトな卓上型
スマートNEO
マンション・アパートなど部屋数が少ない住宅
グランデ
二世帯住宅・オフィスや店舗と一体型など部屋数が多い住宅
G‐カスタム
NEOの旧型のようなプラン、NEOと同程度のサービスが安く受けられる可能性がある

4つのプランに共通するサービスとして、「緊急時の警備員の駆けつけ」があります。駆けつけサービスは、ホームセキュリティを導入する大きなメリットになります。

セコムが業界ナンバーワンの契約者数で、圧倒的に人気である理由の一つには、警備員の待機場所が多いことが挙げられます。

ホームセキュリティは、家に異常がないか24時間・365日確認してくれると同時に、何か起こったときにはすばやく自宅に確認しにきてくれるサービスなので、駆けつけ時間がいかに早いかが重要なポイントです。

そのため、ホームセキュリティを契約する前に、警備員の待機場所がどこにあるのかを調べる必要があります。

警備員の待機場所は、防犯面の理由からネット上では公開されておらず、見積もりをとった段階で教えてもらえます。

セコムは駆けつけ拠点の数が全国に約2,600あり、業界でトップの数です。駆けつけ拠点が多ければ、一拠点あたりの担当エリアが小さくなるので、自宅近くに警備員の待機場所がある可能性が高いです。

警備員の駆けつけのほかに、4つのプランでは以下のサービスが共通しています。

  • 万が一のときの駆けつけサービス
  • 侵入者・火災の感知、非常ボタンで通報
  • ガス漏れ・高齢者みまもりサービスはオプション
  • 被害にあったときに補償金が充実
  • 24時間いつでも電話で健康相談ができる

共通するサービス以外で、4つのプランの特徴を比較します。

NEO

セコムのNEO

NEOは2017年に発売されたプランです。16cm×16cmという非常にコンパクトな正方形の機器で、卓上型なので壁を傷つけずに設置できます。

ホームセキュリティを導入すると、いくつかのセキュリティ機器を設置します。そのなかでも、日常的に操作するのは「ホームコントローラー」と呼ばれる機械です。

ホームコントローラーとは

ホームコントローラーとは、セキュリティ状態の切り替えを行う機械です。一般的には壁に設置するものが多く、タッチパネル式・ボタン式などのいろいろなタイプがあります。

セコムのNEOではホームコントローラーが卓上型になっていて、リビング・キッチン・寝室・廊下など、自由に設置場所を移動できます。

電話・ネットなどの通信回線がなくても使えるので、ホームセキュリティ導入時に新しい回線を用意する必要がありません

セキュリティ機器は初めにレンタルまたは買取を選びます。機器の故障や新機種への交換が無料なので、セコムでは約8割の方がレンタルプランを選択しています。

選べる機器の数が多いので、泥棒に狙われやすい一階の窓やベランダを中心に、二階・三階がある戸建てでも、セキュリティを十分に強化することが可能です。

デメリットは料金が高めなこと

機器をレンタルした場合の料金は、月額7,920円、工事料63,800円、保証金20,000円とほかのプランに比べると、少し高めなのがデメリットです。

NEOのメリットは、スマホからセキュリティ状態を確認し、設定を変更できることです。

セコムの専用アプリをダウンロードし、登録情報を入れると、会話形式でセキュリティ状態をチェックできます。

操作履歴がいつでもどんな場所にいても見れるので、子供が帰宅したかどうか、今家に誰がいるのかが一目でわかるようになります。それぞれの部屋ごとに警戒状態を分けることもできます。

アプリ自体の評価も高く、アップデートのたびに細かいところが使いやすくなると評判です。

スマートNEO

家計簿をつけて笑顔の女性

スマートNEOは、マンション・アパートで一人暮らししている方や、高齢者にぴったりのプランです。選べるセキュリティ機器の数が5個までになっているぶん、料金が抑えられています。

月額4,950円、工事料47,300円、保証金20,000円(機器をレンタルした場合)

1年継続して契約すると、NEOよりも5万円ほどお得

離れて暮らす高齢の親をみまもりたいときには、スマートNEOにオプションサービスをつけることで最適なプランになります。

マイドクターと呼ばれるペンダント型の救急ボタンは、軽く握るだけでセコムに通知が送信されるので、急に体調が悪くなったときに便利です。

また、トイレやキッチンなど、毎日必ず通る場所にセンサーを設置します。一定時間にセンサーの反応がなければ、緊急事態とみなしてセコムに通知される仕組みも整っています。

見積もりをとるときに、プロのアドバイザーが狙われやすい場所を教えてくれます。不安な場所が多い場合には、セキュリティ機器を追加して設置できます。

グランデ

家を持って安心する女性

グランデはタッチパネル式のホームコントローラーを最大16台まで設置できます。

大小サイズの違うパネルがあり、標準タイプは18cm×23cm、ワイドタイプは24cm×37cmの長方形で、設置する部屋の大きさや使う人によって種類を選べます。

メリット
最大30ヶ所の警戒状態をべつべつに設定できる、ホームコントローラー同士で会話できるので内線機器として使える
デメリット
ワイドタイプは埋め込み型なので新築時のみ設置が可能

店舗やオフィス、病院などと一体となっている住宅では、店舗部分と住居部分でそれぞれ警戒状態を変えられます。

監視カメラを付けることで、不審者の画像をホームコントローラーからすぐに確認が可能なので、死角がたくさんある家にも対応できます。

詳しい料金は見積もりをとる必要があります。新築時のみに対応していることはデメリットですが、工事段階での設置をすると配線をきれいに隠すことができるので、部屋の美観が保たれます。

G-カスタム

家とスマホ

G‐カスタムはNEOが発売される前に、セコムで主流だったプランです。長年セコムを契約している方は、G-カスタムを使用していることが多いです。

電化製品で新商品が出ると、旧型が「型落ち」と呼ばれ安く販売されるようになりますが、G-カスタムも「型落ち」のようなイメージです。

旧型だからといってサービスが劣るわけではなく、G-カスタムはスマホにも対応していますし、NEOにはない独自のサービスも充実しています。

G-カスタム独自のサービス

「データ預かり機能」といって、ホームコントローラーに内蔵されたカメラを使って、身分証明書や服用中の薬の情報、大切な写真などをデータとして保管できる仕組みがあります。

この機能は、2011年の東日本大震災において、思い出の品や重要な情報が流されて困ったという教訓を活かしたサービスです。

データは、災害対策をしっかり施しているセンターで管理されており、多くの企業の情報を守る場所で監視されます。

読み込んだ写真のデータは、ホームコントローラー上に表示することができるので、フォトフレームとしての使い方もできます。タッチパネルを活かして、付属のペンでメッセージを残すことも可能です。

G-カスタムの料金は、NEOと同程度か、NEOよりも安くなる可能性があります。交渉次第になりますが、G-カスタムの値引きが大きいという口コミも見られました。

ホームコントローラーは旧型の機器になりますが、部屋や玄関に設置するセキュリティ機器はNEOと変わりません。

G-カスタム独自のサービスを使いたい場合や、しっかりしたセキュリティで出来るだけ費用を抑えたいときには、G-カスタムを選ぶことをおすすめします。

迷ったときは見積もりをとって相談

相談する夫婦

セコム4つのプランのメリットとデメリットをまとめます。

メリット デメリット
NEO しっかりしたセキュリティ、スマホ対応あり 料金が少し高め
スマートNEO 料金が安くて導入しやすい スマホ対応あり
グランデ 部屋数が多い家に柔軟に対応 機器によっては新築時のみ設置可能
G-カスタム データ預かりサービス、スマホ対応あり 機器自体は旧型で少し古め

基本的には、家の間取りやセキュリティを強化したい場所によって、プランは決定します。

万が一のときの駆けつけサービスや被害にあったときの補償金、24時間いつでも電話で健康相談ができるサービスなどは、どのプランを選択しても標準装備です。

見積もりをとると、見落としがちな狙われやすい場所をアドバイスしてくれますし、警備員の待機場所も教えてもらえます。

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