セコムの一人暮らし女性向けサービスはマンションやアパートでも利用可能
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女性の一人暮らしには、さまざまなリスクがともないます。
- 空き巣
- 強盗
- ストーカー
など、数多くの被害が毎年報告されています。
身を守るためには、戸締まりを強化したり、一人暮らしを悟られないようにしたりするなどの工夫が必要になります。
しかし、私達の防犯意識が高まるにつれて、犯罪者の手口も進歩していきます。より確実に身を守るために、単身者の方でもホームセキュリティを導入している方が増えています。
本記事では、ホームセキュリティ業界の最大手「SECOM(セコム)」が提供している一人暮らしの女性向けサービス、「セコム・ホームセキュリティスマートNEO」について説明します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
セコムの単身者向けサービスの特徴
セコムは、ホームセキュリティ業界で一番人気を誇っています。個人と法人をあわせると約264万2,000件以上の契約があります。全国に約2,600ヶ所の緊急発信拠点があり、有事の際にはすぐに対処員がかけつけてくれます。
ホームセキュリティと言うと、一軒家に住む方が利用するイメージが強いです。しかし、最近ではマンションやアパートなど小規模なタイプのサービスも充実していて、一人暮らしの方にもおすすめです。
特に一人暮らしの女性の場合、犯罪の標的にされる確率が高いと言われています。
犯罪者に対して、防犯対策をしっかりと行っていることをアピールするだけでも十分な効果が得られます。玄関にセコムのステッカーがあるだけで、犯罪者の標的リストから外れるのです。
セコムの一人暮らし女性向けプランは、
- 異常の感知
- 「万が一」の駆けつけ
- 契約後の補償やサポート
の3つがおもな特徴となっています。
センサーで異常をすぐに感知する
マンションや小規模戸建て向けのプランは、防犯センサーと火災センサーの利用が料金に含まれています。
防犯センサー | 機器名称 | 個数 |
---|---|---|
窓・扉用センサー | 最大3個 | |
空間センサー | 最大1個 | |
火災センサー | 最大1個 | |
煙・熱センサー | 最大1個 |
※これらセンサーと、ペンダントタイプの救急通報ボタン(マイドクター)があります。
窓・扉用のセンサーは、出入り口や窓につけるものです。開閉時にセンサーが反応するので、不審者が侵入したときには、すぐに情報がセコムに送られます。最大3ヶ所に設置できます。
家を空けているときだけでなく、寝ているときや在宅時の異常にもいち早く気づけます。
空間センサーは、人体から発せられる熱を感知するものです。室内に来た侵入者の存在をいち早く見つけます。
火災センサーは、熱や煙を感知してブザーで知らせてくれます。不在の場合は、セコムに異常信号を送信します。外出中に火事が起こっても迅速に対応してくれます。
女性の一人暮らしの場合、窓・扉センサーを、
- 玄関
- 窓
- バルコニー
に設置するのがおすすめです。
また、人の出入りが多いリビングに空間センサーを設置しておくと、侵入者を感知する確率が高まります。
センサーを設置することによって、
- 在宅時、不審者の侵入に気づける
- 外出時、異常をセコムに送信
- 火災発生時に音声でお知らせ、異常をセコムに送信
- 危険を感じたときにいつでもセコムに通報できる
などのメリットがあります。センサーの良い点は、在宅・不在に関わらずしっかりと防犯ができる点です。センサーが異常を感知するとすぐにセコムに連絡が行きます。
もし必要と判断された場合は警察や消防などの適した機関への通報も行ってくれます。
センサーによる基本サービスは上記のとおりですが、これ以外にオプションサービスを追加することも可能です。
- ガス漏れ検知サービス
- 救急通報サービス
- 安否見守りサービス
- マイドクターウォッチサービス
オプションサービスは、急病時に通報できるものや、一定時間人間の動きを感知できないとセコムに通報するものなどが多いです。
個人的には、これらは高齢者の一人暮らしに適したサービスだという印象を受けました。一人で暮らしている親御さんが心配な方は、オプションサービスの利用がおすすめです。
全国約2,600ヶ所の拠点から迅速な駆けつけ
セコムのセンサーが異常を感知したり、利用者からの通報があれば、対処員がすぐに駆けつけてくれます。
必要と判断されれば、警察や救急、ガス会社への通報も行ってくれます。非常時にはあわててしまうので、適切な機関への通報が遅れてしまうケースがよくあります。通報のタイミングは、その後の行動を大きく左右します。
セコムならば、あわてている当事者の代わりに冷静かつ正確に通報を行ってくれます。正確な情報が警察や消防に届くことで、その後の対処がスムーズに進みます。
駆けつけサービスの基盤となるのが、緊急発進拠点です。緊急発進拠点とは、対処員が待機している場所のことを指します。拠点が自宅から近ければ近いほど対処員が来てくれるまでの時間が短くなります。
セコムは、全国に約2,600ヶ所の拠点があり、業界最多です。拠点数がたくさんあるほど、一つの拠点が担当する地域が狭くなります。通報したときにすぐに駆けつけてもらえる可能性が高くなります。
ホームセキュリティを選ぶときは、拠点の多さ、近さが大きなポイントになります。
セコムは、基本的に緊急発進拠点の場所を公開していません。拠点の場所を公開してしまうと、犯罪者が拠点から遠い場所を狙うなどの対策を取る可能性があるからです。
拠点が誰の目にもわかる状態となることは、防犯上よくありません。
しかし、ホームセキュリティを選ぶなら拠点が近い会社にしたい方は多いです。セコムでは、契約前にプロの防犯アドバイザーによる防犯診断やプランニングを行います。
実際にご自宅の状況をみながら、効果的なホームセキュリティの利用方法を教えてくれます。この時にアドバイザーにお近くの拠点から自宅までの距離を聞くことが可能です。
ご自身が自宅で危険を感じたときは、契約すると設置できるホームコントローラーからセコムへ通報できます。
ホームコントローラーは、セキュリティの状態を管理できる機器です。ボタンひとつでセキュリティの解除やセットを行えます。
シンプルでわかりやすいデザインなので、誰でも安心して使えます。
危険を感じたときには、通報ボタンを押すことでセコムのコントロールセンターに信号が届きます。対処員がすぐに自宅まで駆けつけてくれるので安心です。
被害に遭った場合の補償制度が充実
セコムのホームセキュリティには、家に泥棒が入ったり、不審者が侵入してものを壊したりしたときの損害の程度によって補償してくれる制度がついています。
具体的には、
- 現金貴金属の補償:50万円
- 家財の補償:200万
を最大とする盗難保険と、
- 10万円単位で100万円まで支払われる災害見舞金
がついてきます。
万が一、犯罪の被害に遭ってしまってもその後のフォローが充実していると安心できます。
また、防犯機器の電池切れや故障に対する補償もあります。機器に異常があったり電池が切れそうになった場合、セコムに自動的に通知されます。
機器をレンタルしている場合は永続的に無償で電池交換や修理を行ってもらえます。買い取りの契約をしている場合は、10年間の無料電池交換・修理サービスがあります。
機器の異常は、利用者が気づいていなくても自動的にセコムに通知されます。
いざというときに故障していて使えないなどのトラブルを避けられるので安心です。
セコムの料金、レンタルと買い取りの違い
セコムの単身者用プランの料金は、機器をレンタルした場合、
- 月額:4,950円
- 初期工事料:47,300円
- 保証金:20,000円
となっています。保証金は、非課税かつ契約満了時に返却されるものです。
一方、機器を買い取って利用した場合は、
- 月額:3,410円
- 買取システム料金:173,910円
です。工事費用は、買取システム料金に含まれているので、必要ありません。
レンタルと買い取りの特徴をまとめると、
レンタル | 買い取り | |
---|---|---|
料金 | 初期費用がおさえられる | 月額をおさえられる |
機器の修理 | 無料 | 10年間無料 |
機器の電池交換 | 無料 | 契約期間中は無料 |
となります。
何度でも無料の駆けつけサービスや、被害にあったときの補償は、レンタル・買い取り両方についています。
買い取りは、月額が安くなるので長期利用を考えている方にはお得なプランです。しかし、女性の一人暮らしの場合数年で引っ越しをする可能性が高いとされています。数年で、引っ越す可能性があるのであれば、レンタルのほうがお得です。
実際、新規契約する方の80%近くがレンタルを選択しています。
実際に必要な料金は、家の構造や利用するサービスによって変わります。事前に担当者やアドバイザーとしっかり相談をしてから見積もり書を作ってもらってください。