関電SOS・大阪ガスはどっちを選ぶ?関西に特化したホームセキュリティ
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関電SOS・大阪ガスセキュリティサービスでは地域密着型のホームセキュリティを提供しています。
全国展開のホームセキュリティであるSECOM(セコム)・ALSOK(アルソック)との違いは、電気・ガスを使用している会社なので、なじみ深く安心感があることです。
地域が限られているぶん、緊急時の駆けつけでは、セコムやアルソックよりも対応が早い、という口コミもあります。
関西エリアに特化したホームセキュリティである、関電SOS・大阪ガスセキュリティサービスを比較します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
基本的には関西電力・大阪ガスを使っている家庭向け
基本的には、自宅の電気・ガスにおいて、関西電力・大阪ガスを使用している家庭向けのホームセキュリティです。
関電SOSのホームセキュリティでは、4万戸以上の契約件数があり、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県のそれぞれ一部でサービスを受けられます。
詳しい市や町は、関電SOSのホームページにて確認ができます。サービスを受けられる範囲に自宅が含まれるかどうか、郵便番号からも簡単に調べられます。
関電SOSのホームセキュリティは、関西電力の電気やガスを使用していない家庭でも利用できます。
しかし、関電SOSを使うと、関西電力のポイント制度「はぴeみる電」が貯められるため、普段から関西電力を利用している場合は、便利です。
大阪ガスセキュリティサービスでは、近畿圏内で約23万戸の契約件数があります。
地域の詳細は出ていないので、自宅がサービス提供内に入るのか、見積もりをとって確認する必要があります。
大阪ガスセキュリティサービスは、大阪ガスを使用していなくても契約できますが、大阪ガスの都市ガス供給がない場合、初期費用・月額料金が高くなるので注意が必要です。
これは、ガスを消し忘れたときに、ガスメーターを遠隔で遮断するサービスが標準で付いているためです。
ガスに関するセキュリティサービスは、ほかの警備会社では、オプションであることがほとんどです。
したがって、大阪ガスを使っている家庭であれば、大阪ガスセキュリティサービスを選ぶメリットは大きくなります。
緊急時の駆けつけ拠点は、両社とも公表されていません。
見積もりをとると、自宅から近い待機場所を教えてもらえるので、より自宅近くに待機場所がある会社を選ぶのがおすすめです。
プランの比較
関電SOSは、1種類のサービスのみです。必要なオプションを追加することで、各家庭にあったプランを組み立てられます。
大阪セキュリティサービスも、防犯・防災はもちろん、家族の健康もサポートする「アイルス」があります。
それぞれくわしく説明します。
関電SOSのプラン
関電SOSは、ベーシックメニューを基本として、オプションメニューを追加していくことで、各家庭にあったプランを組み立てることができます。
ベーシックプランでは、防犯をメインに、最低限の機器とサービスで、価格が抑えられています。
異常時のメール通知サービス・携帯電話からの遠隔操作が、追加料金なしで利用できるのがポイントです。特に、遠隔操作が標準であるプランは、他社と比較してもめずらしいです。
火災・ガス漏れ・救急・帰宅通知の対応はオプションサービスになるぶん、リーズナブルです。
自宅の防犯力を高め、万が一のときには駆けつけも頼みたい場合に、ホームセキュリティを始めやすいのが、関電SOSのメリットです。
【ベーシックプランに追加したいおすすめのオプション】
ベーシックプランには「パッシブセンサー」が標準装備されています。パッシブセンサーとは、人が発する遠赤外線を感知するセンサーです。
パッシブセンサーをオンにすると、人の気配を察知して異常と判断します。つまり、外出時に何者かが侵入し、部屋の中を物色しているときに有効です。
ただ、パッシブセンサーは「侵入者が部屋の中で動いたときに反応する」機器であり、「侵入者が家に入ろうとしているときに反応する」機器ではありません。
窓からの侵入が多い空き巣被害を、より効果的に防ぐには、パッシブセンサーだけでなく、窓の開閉を感知するセンサーも設置することが理想的です。
関電SOSでは、窓の開閉を感知するセンサー(SOSワイヤレスマグネットセンサー)はオプションになります。
マグネットセンサーを付けると、窓を開けられた時点で異常を感知することができるため、警備員の駆けつけ時間も早くなります。
パッシブセンサーのみでも十分に防犯効果はありますが、より強化したい場合は、窓の開閉を感知するセンサーも付けることをおすすめします。
大阪ガスセキュリティサービスのプラン
大阪ガスセキュリティサービスのプラン「タイプB」は新規契約を終了しているので、これから契約する方は「アイルス」になります。
「アイルス」は独自のセキュリティ機器を用いられるプランで、本格的にセキュリティを固めたい場合に最適です。
- 「アイルス」のサービス
- 外出警戒、在宅警戒、非常通報、火災、ガス漏れ、健康相談、ガス消し忘れの自動通知、カギの預かり。外出先からでも遠隔操作でガスをストップする大阪ガスのサービスを標準で使えます。
「アイルス」では、帰宅・外出時の通知メール機能が便利です。子供が学校から帰ってきたかどうか、職場にいてもわかるので共働きでも安心です。
カギの預かりの有無は、プラン選びに大きく影響します。「アイルス」は、カギの預かりがあるため、万が一の駆けつけでは、自宅の中に入って対応してくれます。
料金比較
関電SOSでは、セキュリティ機器の買取プランと、レンタルプランが用意されています。
大阪ガスセキュリティサービスでは、基本的にセキュリティ機器はレンタルのみです。新築の場合には、機器の買取ができます。
機器をレンタルするか、買取を選ぶかは、ホームセキュリティの導入で悩むポイントです。
初期費用が安く抑えられるのは、機器をレンタルした場合です。機器を買い取ると、初期費用はある程度必要なりますが、月額料金が抑えられます。
それぞれの会社の費用をくわしくまとめます。
関電SOSの料金
【ベーシックプラン】 | 機器を買取 | 機器をレンタル |
---|---|---|
月額料金 | 3,190円 | 3,190円※ |
初期費用 | 247,500円 | 0円 |
※最大9ヶ月間の割引期間終了後、通常金額の5,940円となります。
オプションメニューは別途、追加料金が必要です。
大阪ガスセキュリティーサービスの料金
【機器をレンタル】 | アイルス |
---|---|
月額料金 | 4,818円 |
初期費用 | 41,250円 |
月額料金は、機器の数によって変わります。しかし、初期費用は、機器の数にかかわらずに定額です。
被害にあった場合の見舞金
ホームセキュリティに入り、どれだけ気を付けていたとしても、盗難や火災がなくなるわけではありません。
万が一、被害にあった場合に、ホームセキュリティ会社から見舞金が出ることがあります。
関電SOSでは、ガラス・ドア鍵の取替費用を補償してくれます。盗難などで破壊された窓1枚につき1万円、ドア鍵1個につき2万円です。
大阪ガスセキュリティサービスでは、条件に基づいて一律3万円の補償があります。
両社とも、初期費用・月額料金が安く抑えられているため、見舞金も少ない印象です。
たとえば、アルソックでは一律10万円の見舞金が支払われます。セコムでは、場合によって、200万円の盗難保険が適用されるケースもあります。
セコム・アルソックでは補償が充実しているために、関電SOS・大阪ガスに比べて、初期費用・月額料金が高くなりがちです。
もちろんホームセキュリティにおいては、セキュリティ機器やサービスの違いが、重要なポイントにはなります。しかし、見舞金が大きいのは安心です。
セコム・アルソックのことをもっと知りたい場合は、こちらの記事で説明しています。
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セコム・アルソックはなにが違う?4つのポイントから比較
地域密着ならではのメリット
関電SOSは、リーズナブルな価格で、防犯力を高めることができます。追加料金なしで、携帯・スマホから警戒状態を変えられるのがメリットです。
大阪ガスセキュリティサービスは、わかりやすいプランで万が一のときの見舞金も大阪ガスセキュリティサービスのほうが手厚いです。
基本的には、自宅の電気・ガスを使用している会社に、ホームセキュリティもあわせて頼むことが一般的です。
電気・ガスと合わせてポイントが貯まったり、ガスメーターを遠隔で遮断してくれるなど、地域密着ならではの特典が受けられます。
しかし、各家庭で必要なサービスは違います。公共サービスの自由化のように、ほしいプランを組み立てられることが、関電SOS・大阪ガスセキュリティーサービスの魅力です。
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