マンションやアパートの玄関は危険がいっぱい、おすすめの防犯対策や注意事項

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マンションの玄関

空き巣や泥棒、不審者の侵入経路としてもっとも使われるのが、です。その次に使われるのが玄関です。

そのため、空き巣対策を強化するなら、第一に窓に工夫する必要があると言われてきました。

確かに一戸建てや集合住宅の低階層であれば、半数以上の空き巣が窓から出入りします。しかし、3階以上の集合住宅の場合、侵入経路として一番使われるのは玄関です。

マンションやアパートの高層階に住んでいる方の場合、窓以上に玄関に注意しなくてはならないのです。

本記事では、マンションやアパートに住んでいる方向けに、玄関の防犯対策についてお伝えしていきます。

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マーキングに気をつける

郵便受け

郵便受けや表札は、改めてじっくり見る機会がなかなかありません。気づかないうちに、犯罪者のターゲットである印がつけられているかもしれません。

たまに、ポストや表札の端に小さな記号や数字、マークがつけられていることがあります。これは、マーキングと言われる犯罪者にしかわからない暗号です。

もともとは、悪質な訪問販売の担当者が営業するときに目印にしていたものですが、今では空き巣や泥棒が使うケースも増えているそうです。

マーキングにはさまざまな種類のものがあります。たとえば、

  • D10-20
  • W9-18

などのアルファベットや数字の組み合わせが使われるケースがあります。Dは大学生を意味し、10-20は10時から20時まで不在ということです。つまり、D10-20は「ここに住んでいるのは一人暮らしの大学生で10時から20時まで不在だ」と教えていることになります。

また、Wは女性を指すので、W9-18は「女性一人暮らしで9時から18時まで不在」という意味になります。

このようなマークや記号が書かれていたら、できるだけ早く消すようにしておきます。相手にあなたの生活パターンがばれている可能性が高いので、防犯対策を急いで強化する必要があります。

マークや記号だけでなく、今まで見たことのないシールにも注意をします。

ドアスコープにできる防犯対策

ドアをノックする女性

マンションやアパートにお住まいの場合、ドアスコープがついている家はとても多いです。訪問者の様子を確認できるドアスコープですが、反対に外部から自宅の中を見られる可能性もあります。

目隠しできるものを貼ったり、専用のカバーをつけることがおすすめです。

また、最近では人の動きに反応するセンサーを使った録画機器も販売されています。ドアスコープを使って、訪問者の様子が簡単に録画できます。

ドアスコープ用カバーでのぞき対策

ドアスコープは、部屋の内部から訪問者の確認を行うことを前提にしています。広角レンズが使われているため、部屋の中から外を見ると外のものが大きく映し出されます。

私達は「ドアスコープは中から外を見るためのもの」と認識しているので、ドアスコープの危険を見逃してしまいがちです。

実は、ドアスコープは外部から部屋の内側を見ることもできるのです。

ドアスコープと反対の映し方をするレンズ(リバースドアスコープという名前で販売されています)を利用することで、部屋の内部が手に取るように見えるのです。

リバースドアスコープを使うことで、空き巣は部屋の中を知ることができます。また、リバースドアスコープを使ったストーカー行為も報告されています。女性の一人暮らしの場合、特にドアスコープの防犯対策が必要となります。

厄介なのが、このリバースドアスコープが「防犯グッズ」として販売されていることです。

自宅に帰ってきた人が、自宅内に異変がないか、不審者がいないか確認するためのお助けグッズとして使われているのです。そのため、誰でも入手が可能です。悪用される可能性が高いグッズなのです。

ドアスコープを使ったのぞきを防ぐためには、目隠しをしてしまうのが一番です。防犯グッズとして、ドアスコープカバーが多数販売されています。

シンプルなデザインや、かわいいキャラクターをあしらったものもあり、部屋の内観を損ねることはありません。

訪問者の様子をいつでも見られるよう、レンズ部分のカバーはすぐにずらせるようにできています。

ドアスコープカバーを使うことで、外から自宅内部の様子を見られることはなくなります。

すぐにドアスコープカバーを用意できない場合は、内側から紙やテープを貼っておくとのぞき見対策ができます。

ドアスコープ用防犯カメラ

防犯カメラでホームセキュリティ

最近の防犯グッズのなかには、ドアスコープに設置するタイプの防犯カメラもあります。

ドアスコープ用カメラの多くは、センサー式です。誰かが訪問してきたときに、人の動きにセンサーが反応して録画を開始します。

不在時・在宅時に関わらず、家にやってきた人の映像を記録しておくことができます。

空き巣の多くは、犯行に及ぶ前にインターホンを押すと言われています。住人が本当に不在にしているか確認するためです。訪問者の映像が残っていれば、いざというときに証拠を残すことが可能です。

ストーカーに悩んでいる人にも、ドアスコープ用カメラはおすすめです。ストーカーは、つきまとわれているという証拠がなければ警察が相談にのってくれない場合があります。

ストーカーの多くが被害者の知人なので、「勘違いではないか」と考えられてしまうのです。訪問時の様子や日時、頻度を映像に残しておけば有力な証拠になります。

ドアスコープへの防犯対策は、空き巣・ストーカーを撃退したい方におすすめです。

ドアスコープ用防犯カメラのなかには、現在設置されているドアスコープを外さなくてはならないものがあります。

賃貸物件の場合は、大家さんに事前に確認をしてから設置するようにします。

1ドア2ロックがおすすめ

玄関の鍵

玄関の防犯対策で何より重要なのが、扉の鍵です。

最近よく言われているのが、1つのドアに2つ以上の鍵をつける1ドア2ロックと呼ばれる概念です。

犯罪から自宅を守るためには、1つの鍵だけでは不十分です。侵入者も日々研究を重ねて、様々な鍵の解錠方法を身につけているからです。

一方、警察庁の調べによると、73%の空き巣は侵入に5分以上かかれば諦めると回答しています。鍵を増やしたり、外から開けづらくなる工夫をすることで、半数以上の空き巣を撃退できます。

サムターン回しに注意

ドアノブ

侵入者が玄関の鍵を開ける方法として、サムターン回しという方法があります。

サムターンとは、ドア内側についているつまみのことを指します。上の画像のようなつまみを回して鍵の開け閉めを行うタイプのドアは狙われやすいと言われています。

サムターンタイプのドアは、わずかな隙間があれば簡単に開けられてしまいます。

実際にあったケースでは、ハンドドリルなどでサムターン近くに穴を開け、穴に工具を差し込んで解錠していたそうです。

ドアの材質によっては、大きな器具がなくても簡単に穴が開けられます。また、最近では音の小さなドリルがたくさん販売されているので、周りに気づかれることなく解錠されてしまいます。

サムターン回しによる侵入を防ぐためには、ドアノブ用のカバーがおすすめです。

ドアノブをぐるりと囲むようにカバーをつけると、工具が差し込まれても鍵が開けられません。

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ドアについているタイプの郵便受けから手や道具を差し込んで解錠するパターンもあります。

郵便受けがドアについている場合は、

  • ふさいでしまう
  • 差し込み口の大きさを最小限にする

などの工夫をあわせて行うことをおすすめします。

応対時は必ずチェーンを

ドアの影に隠れる不審者

誰かが自宅を訪問してきて応対する場合は、必ずチェーンやU字ロックをかけた状態で行います。

住人が在宅中に侵入しようとする人間の多くは「警察官」や「配達員」など怪しまれないような身分を装っています。

警戒せずドアを開けたが最後、犯罪に巻き込まれてしまうケースが毎年たくさん報告されています。

まずはチェーンをした状態で応対します。「今手が離せないので(チェーンを外せません)」と伝えれば、相手に対して失礼ではありません。

その後、相手の身分がわかるものを出してもらいます。相手が身分を偽っていないことがわかってから、用件を聞きます。

特に警察官を名乗っている相手の場合、必ず警察手帳を見せてもらうようにします。「今持っていなくて」と言い訳する場合は、警察官ではありません。

あまりにしつこいようなら、所属の部署と名前を聞いて、近くの警察署に電話をします。

本物の警察官であれば、所属や名前を答えてくれますし、警察署に確認を取れば実際に勤務していることがわかります。

「これくらいのことで警察に電話するなんて」、と思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。近年警察を騙って詐欺を行うグループが増えているので、警察側でもていねいに対応してもらえます。

荷物の配達の場合、印鑑やサインなどのやり取りもチェーン越しに行います。そして、届けられた荷物も玄関先に置いてもらうようにすると安心です。

配達員の人がその場を離れてからドアを開けて荷物を受け取ります。

チェーン越しでのやり取りは、相手に対して失礼ではないかと不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、実際チェーン越しでやり取りをする人は増えていますし、相手にとっても多少距離のあるやり取りのほうが安心感を与えこともあります。

自分の身を守るためにも、チェーンは必ず閉めた状態で応対します。

チェーンだけでは不十分

来客応対時には、チェーンやU字ロックをかけた状態にしておくことが重要です。

しかし、常にチェーンだけをかけた状態にしておくのはおすすめできません。チェーンやU字ロックは、あくまで応対時の安全確保用としてつけられています。それ一つで完璧に施錠ができるわけではないのです。

なかには、自宅の換気をしたいときに、チェーンだけかけてドアを半開きにする方もいるかと思います。それはとても危険な行動です。

チェーンやU字ロックは紐状のもの1本だけで簡単に解錠されてしまいます。紐を差し込む隙間さえあれば、数十秒で開けることができるのです。

戸締まりをするときはチェーンだけかけた状態にしておくのではなく、鍵も必ずかけます。

必要であれば、ドア用の補助錠も多く販売されているので活用することがおすすめです。

アルソック

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
遠い土地に住む祖母が一人暮らしになったのをきっかけに、自宅の防犯対策について興味を持ちました。週一で散歩のついでにいろんな家の防犯対策をチェックしています。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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