ペットがいてもホームセキュリティは導入できるが、使えない機器があるので要注意

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ペットとホームセキュリティ

ホームセキュリティに関する仕事をしているとよく聞かれるのが、「家にペットがいるけど、ホームセキュリティを導入できるかな?」という質問です。

結論から言うと、基本的にペットがいる家庭でも、ホームセキュリティは契約できます。特殊な種類のペットでない限り、基本的に契約を断られることはありません。

ペットを飼いながら、自宅の防犯対策は十分に可能です。

しかし、ペットがいる家では、ホームセキュリティを利用する際に、注意するべき点があります。機器によって、使用できなかったり、使い方に工夫が必要だったりするものがあるのです。

本記事では、ペットを飼う人がホームセキュリティを契約するときに、注意すべき点を解説します。

セコムとALSOKはペットがいても契約可能

大手セキュリティ会社であるセコムとALSOKは、日本ホームセキュリティの二大巨頭です。どちらかの会社にしようと決めている方も多いかと思います。

セコムとALSOKは、どちらもペットがいても契約が可能だと明言しています。

Q 室内にペットを飼っていても導入できますか?

A ペットの種類、飼い方にもよりますが、基本的には大丈夫です。詳しくは、お近くのセコムショップまたはフリーダイヤル0120-756-892(午前9時~午後6時 年末年始は除く毎日)までお問い合わせください。

セコム公式サイトFAQ

Q 室内でペットを飼っていても大丈夫でしょうか?

A 大丈夫です。お客様のライフスタイルに合わせて、ALSOKが最適なセンサー配置やセキュリティプランをご提案いたします。

ALSOK公式サイトFAQ

セコムやALSOKでは、契約時に専門知識を持つスタッフと打ち合わせをします。家庭ごとに家の構造やライフスタイルが異なるので、最適なプランを決めるためです。

そのときに、ペットがいることを伝えれば、各家庭の事情にあったプランを提案してくれます。

多くのホームセキュリティから、どこの会社を選ぶか悩んでいるのであれば、ズバットホームセキュリティの活用がおすすめです。

複数の会社の資料を、無料で一括請求できます。プランを比較したり、他社の資料を使って値下げ交渉をしたいと考える方におすすめです。

人感センサーが使えない可能性がある

ペットがいてもホームセキュリティを契約することは可能ですが、使えない機器があるかもしれません。

ホームセキュリティのプランには、

  • ホームコントローラー
  • 玄関用ライト
  • 窓・ドア用センサー
  • 火災センサー
  • 人感センサー

などがあります。ペットがいると使えない可能性があるのは、人感センサーです。

人感センサーとは、熱や動きを感知するものです。リビングルームに設置することを勧めるプランナーが多く、侵入者が室内にいるといち早く検知できるので、高い防犯効果が得られると人気です。

しかし、もし人感センサーを設置した部屋にペットがいると、センサーがペットに反応する可能性があります。あくまで、動きや熱を感知するセンサーなので、人間と動物の区別がつかないのです。

ペットがいる家庭がホームセキュリティを契約した場合、空間センサーのみ使えないかもしれません。使える機器が限られるのが、ペットがいる家庭がホームセキュリティを導入する際のデメリットです。

ペットが小型犬なら空間センサーも使える

ペットがいても、問題なく空間センサーを使用できることもあります。空間センサーの設置位置を工夫すれば、人間には反応して、ペットには反応しない状態を作り出せます。

たとえば、小型犬を飼っている場合は、センサーの設置位置で反応を制御できます。センサーを、天井や足元近くに設置するのではなく、壁の中心あたりに設置するのです。

壁の中心あたりの高さにセンサーを設置すれば、体高の低い小型犬には反応しません。

ただし、この方法は小型犬などの小さなペットにしか使えない工夫です。大型犬や、高い場所を好む猫を飼っている家庭では使えません。

ペットが小型犬であれば、空間センサーの設置方法次第でうまく使いこなせます。しかし、すべてのケースに当てはまるわけではありません。

セキュリティ機器の種類や、家の構造によっては、設置場所を変えられないこともあります。

事前にプランナーに相談しておくのが一番です。

ペットがいても空間センサーを使うための工夫

ペットがいても、空間センサーを使って侵入者を検知したいなら、以下の工夫が考えられます。

  • 設置場所をペットがいる部屋と別の場所にする
  • 留守にするときは、ペットを移動させる

要するに、セキュリティセットしたとき、空間センサーがある部屋にペットがいなければよいのです。

ペットが生活する部屋以外の場所にセンサーを設置したり、留守にするときはペットを別の部屋に移すなどの方法が考えられます。

個人的には、後者の「留守中はペットを別の部屋に移動させる」方法がおすすめです。

空き巣など侵入者が一番物色する部屋がリビングです。空間センサーを使って侵入者を検知するなら、リビングに設置するのが効果的です。

ペットに合わせてセンサーの設置場所を変えると、十分な防犯効果が得られません。

別の部屋に遊び場所やケージを用意しておき、家族が外出するときはそちらにペットを移す方がよいと思います。

ペットの防犯効果

ここまで、ペットを飼う方がホームセキュリティを導入するときの注意点やデメリットなど、マイナス点を説明しました。が、実は家にペットがいるだけで、防犯効果が得られるメリットがあります。

特に、犬は他の種類のペットと比べて防犯効果が高いといえます。「番犬」という言葉がある通り、犬を嫌がる空き巣は多いのです。

空き巣は、音や光を嫌がります。自分の犯行が誰かに見つかるかもしれないからです。犬は大きな声で吠えるので、近所の人が不審がる可能性がとても高いです。

しかし、犬にも個性があります。飼っている犬が番犬にふさわしくないこともあります。近年では、近所トラブルを避けるため、どんな人にも吠えないようしつける家庭も多いです。

我が家にも小型犬がいますが、一切吠えません。知らない人を怖がることもないので、空き巣が侵入してきても吠えることはないと思います。

ですが、その犬が吠えるかどうかはあまり関係ありません。空き巣にとって、犬がいるかどうかが問題なのです。

そもそも、空き巣は事前に下見を繰り返してターゲットを決めます。何度も街を歩き回って、一番侵入しやすく、逃走しやすい家を選ぶのです。そのときに着目する点が「犬がいるかどうか」です。

警察庁住まいる防犯110番によると、約10%の空き巣が、犬がいるかどうかを気にします。

この10%という数字は、「お金持ちかどうか」と同じ数字です。家の裕福さと同じぐらい、空き巣は犬の有無を気にしているのです。

空き巣の下見については、こちらの記事でくわしく説明しています。

犬を飼っている家庭は、猛犬注意のステッカーを貼るのがおすすめです。たとえ、吠えない犬だとしても、空き巣に対して犬の存在をアピールできます。

POINT

ただし、空き巣の手口も巧妙化してきています。犬に睡眠薬入りのおやつを食べさせて、眠った間に家財を盗むケースがたくさん報告されています。

番犬の防犯効果を過信しすぎず、セキュリティシステムの活用や、普段の戸締まり強化なども合わせて行うことで、空き巣撃退を目指しましょう。

アルソック

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
遠い土地に住む祖母が一人暮らしになったのをきっかけに、自宅の防犯対策について興味を持ちました。週一で散歩のついでにいろんな家の防犯対策をチェックしています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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