女性一人でも今すぐできるストーカー対策、予算3,000円以内でできるものを解説

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ストーカー

警察庁の統計によると、2018年のストーカー相談件数は21,556件とされています。実際に警察に相談する人は、ストーカー被害に遭っている人の半分以下だと言われているので、実際のストーカー被害件数は2倍以上に膨らむと考えられます。

ストーカー被害は、

  • 9割近くが知人による犯行
  • 証拠が不十分な場合が多い

ことから、警察への相談が難しい犯罪でもあります。

本記事では、ストーカーを未然に防ぐ方法、既にストーカー被害に遭っている場合の対策方法をお伝えします。

ストーカー対策としては、ホームセキュリティの導入や探偵への相談なども有効なものとしてあげられますが、多くの費用がかかります。

本記事で取り扱うストーカー対策は、一人暮らしの女性でも、今すぐ行えるコストの低いものばかりです。

ストーカー被害の現状

頭を抱える女性

ストーカーは大きく分けると、

  • 復縁希望型
  • 片思い型

の2つがあります。

復縁希望型は、元配偶者や元交際相手など、一度は親密な仲だった人が復縁を希望してストーカー行為に走るパターンです。

片思い型は、友人や知人、あるいは全く知らない人などから一方的に好意を寄せられるケースです。自分の寄せる好意に対して、相手から満足できる反応がないことから、ストーカーやつきまとい行為へと発展していきます。

復縁希望型がストーカーの6割以上

悩むカップル

ストーカー加害者の6割以上が、元配偶者や元交際相手などの、親密な関係にあった人だと言われています。

これは別れ話に納得ができなかったり、復縁してほしいという動機から、ストーカー行為に発展するものです。

このケースの難しい点は、

  • 警察への相談が難しい
  • 周りへの相談が難しい
  • 住所などの個人情報を知られている

点です。

ストーカー相手が元々親密な仲にあった人だと、警察に相談しても「恋愛事情のもつれ」として、十分に話を聞いてもらえない場合もあります。

また共通の友人がいることも多く、周囲に相談しづらいと感じる人もいます。

そして、一番やっかいなのが多くの個人情報を知られている点です。元々が親しい間柄で、住所や電話番号、勤務先などを知られていると、つきまとい行為は加速しやすくなります。

復縁希望型のストーカー対策をする場合、いかに証拠を集めるかが重要になります。ストーカ-行為が度を越していることを、警察や共通の友人にしっかりと示すことで、相談や対処もスムーズになります。

ストーカー行為であると認められれば、法的な対処も行ってもらえます。

復縁希望型がストーカーの6割以上を占めている。

このケースの場合、「証拠集め」が重要。証拠があることで、警察や友人への説明がスムーズになる。

片思い型には拒絶の意思を伝える

片思い型のストーカーとは、相手から一方的に好意を押し付けられるものです。

  • 友人
  • 職場の同僚
  • 近所に住む人

など、面識ある相手からつきまとわれるケースが多いです。

ストーカーというと、知らない他人から付きまとわれる犯罪を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実際には面識のない他人からのつきまとい行為は1割程度しかなく、ほとんどが知り合いが犯人となるケースです。

片思い型のストーカーの場合、大事なことは「拒絶をしっかりと伝える」ことです。知り合いだからといって、あいまいな拒絶の仕方をしていると、相手がつけあがってしまう可能性があります。

今後の人間関係を悪くしないためにと、やんわりとしか断らなかったために、ストーカー行為に拍車がかかってしまったケースはたくさんあります。

こちらからの好意はないこと、ストーカー行為をやめてほしいこと、これ以上続けるようなら警察に相談することを、はっきりと伝えることが重要です。

かといって、感情的になって怒りをぶつけてしまうと、相手が逆上することも考えられます。冷静に、淡々と事実を告げることが重要です。

あまり親しくない知人、という程度の間柄の場合、住所や電話番号などの詳しい個人情報までは知られていないことも多くあります。

ストーカー行為がエスカレートしないよう、個人情報を守ることも重要です。

片思い型のストーカーの場合も、知人が相手であることが多い。しっかりと拒否することが重要。

行為が悪化しないように、個人情報を知られないようにすることもポイント。

ストーカ-被害にあわないためにできること

街中を歩く女性

ストーカー対策と言っても、人によって必要な対策は様々です。

本記事では、

  • ストーカー被害に遭わないための対策
  • ストーカー被害に遭った時、身を護るための対策
  • ストーカー被害の証拠を抑えるための対策

の3つに分けて説明していきます。

まず、一つめの「ストーカー被害に遭わないための対策」です。これは、今現在はストーカー被害に遭っていないものの、予防として対策しておきたい方におすすめの方法です。

最近身の回りで不安を感じているが、ストーカーとは断言できず、とにかく対策しておきたいという方にもおすすめです。

使用するグッズ類は全て3,000円以内で購入できるものです。

個人情報が特定できるものをそのまま捨てない

ゴミを捨てる女性

ストーカー被害に遭わないためには、自分の個人情報が特定されないよう工夫することが大切です。

ゴミを捨てるときには、自分の個人情報の載ったものが入っていないか確認しておきます。

個人情報が載ったものにはシュレッダーや個人情報保護スタンプを活用するのがおすすめです。

最も確実に個人情報を守ることができるのは、シュレッダーを使う方法です。手間をかけずに、個人情報が載った書類を破棄できます。ただし、シュレッダーの値段には幅があることがネックです。

3,000円以内で買えるものから、1万円以上する大きなサイズのものまであります。

予算をおさえたい、またあまり大きなものを置く場所がないのであれば、シュレッダーはさみや個人情報保護スタンプもおすすめです。

シュレッダーはさみは、刃が複数ついているので、住所や名前を細かく断裁できます。文房具店や100円ショップにも売っています。

個人情報保護スタンプは、個人情報が記載された部分をアルファベットの羅列で塗りつぶして見えなくするものです。こちらも100円ショップに売っているので、手軽にストーカー対策ができます。

個人情報保護スタンプは、紙の種類によってインクが取れやすくなる場合もあります。特に光沢のある紙は、インクが弾かれる可能性もあります。

きちんとインクが定着して個人情報を隠しているか確認してからゴミを捨ててください。

SNSへの投稿を控える

外でスマホを触る女性

ストーカー対策をするのであれば、SNS投稿は控えた方が良いです。もし、投稿するとしても、十分な注意を払わなくてはなりません。

まずSNSの設定が位置情報を開示していないかを確認しなくてはなりません。位置情報を公開していれば、ストーカーは簡単に投稿者の行動範囲を知ることができます。

投稿する内容にも注意が必要です。特に写真はストーカー相手に多くの情報を与えてしまいます。

例えば、

「退社後、自宅近くのカフェでコーヒーを飲みました。」

といった文章を飲み物の写真と一緒に投稿したとします。

まず、投稿した時間から、大体の退社時刻がわかります。

また、写真からお店の特定ができれば、自宅近辺の住所や、退社後の帰宅ルートが絞られます。

たった1回の投稿だけでも、個人情報が流出する可能性が高いのです。

ストーカ-被害が疑われる場合は、SNSの利用を最低限にした方が良いです。

毎日の行動をパターン化しない

帰宅途中のキャリアウーマン

ストーカーにつきまとわれないように、毎日の行動を一定にしないことも重要です。一日の行動パターンがばれてしまうと、相手にとってはつきまといやすくなります。

毎日同じお店を利用していると、行動パターンを把握されやすくなります。立ち寄るスーパーやコンビニは、何店舗か用意しておくと良いです。

不安を感じた時にすぐ逃げ込めるようなコンビニや交番の確認もしておくと安心です。

つきまとわれた時に、自宅へ逃げ込むのは避けた方が良いです。犯人に自宅の場所を教えてしまうからです。一人で対処するのではなく、味方になってくれる第三者に助けを求める勇気も必要です。

また、同じ道ばかり使うのではなく、帰り道も何パターンか用意しておくと安心です。特に不安を感じるときには、徒歩ではなくタクシーで帰宅することで、ストーカーを撒くことができます。

行動パターンを相手に知らせない、という意味では自宅に常に遮光カーテンをひいておくこともおすすめです。

ストーカーは部屋の電気の明滅で家主が帰宅しているかどうかを判断します。部屋の明かりが外から見えたら、在宅していることがばれてしまいます。

常に遮光カーテンをひいておくことで、在宅・不在がわかりにくくなります。電気がつく瞬間を目撃されないので帰宅時間を把握されることもありません。

ストーカーから身を護る方法

つきまとわれる女性

実際にストーカー被害に遭っている女性の場合、いざという時に身を守るグッズが必要です。

定番の防犯ブザーや催涙スプレーなど、相手をひるませて隙をつくるグッズが有効です。

それぞれの紹介や使い方について説明します。

防犯ブザーは遠くに投げて隙をつくる

防犯ブザーは、ストーカーと遭遇した時に、あると助かるアイテムです。勢いよく栓を引き抜くと、大きな音がなります。

近年では、大人が使用することを前提とした、デザイン性の高い商品も販売されています。

見た目がキーホルダーのようでカバンにつけていても違和感がないものや、ポーチ型になっていてICカードを入れられるタイプのものもあります。

一つ持っておくことで、突然ストーカーと遭遇したときでも対応できます。満員電車で痴漢被害にあったときにも、相手をひるませる効果があります。

1,000円前後で十分性能の良いものが購入できます。

防犯ブザーは、鳴らすだけで相手を撃退できるグッズではありません。あくまで大きな音で相手をひるませて逃げる隙をつくるものです。

音を鳴らしたあとに、ブザー本体を持ったまま逃げるのではなく、できるだけ遠くに投げることがおすすめです。

犯罪者は、大きな音を嫌がります。ブザーを投げて、相手が拾いに行ったり、驚いているうちに近くのお店や交番に逃げ込んでください。

催涙スプレーで相手の動きを封じる

防犯ブザーと並んで護身グッズとしてよく活用されるのが、催涙スプレーです。

噴霧することで、相手の目に刺激を与えます。激痛でしばらく動けなくなるので、そのうちに逃げたり通報したりできます。

催涙スプレーの痛みは、相手の目に相当な痛みを与えます。強いものであれば、数時間その効果が続きます。その後、相手の視力に後遺症が残ることはありません。

この痛みは、例えば激辛料理を食べたときの舌の痛みとよく似ているそうです。過剰防衛だと警察に指摘されることもない、合法の防犯グッズです。

スプレーの効果で、相手が動けなくなっているうちに助けを求めることができます。

ストーカーの証拠を集める方法

ボイスレコーダーとメモ帳

既にストーカ-被害に遭っていて、警察へのに相談することを検討している場合には、十分な証拠集めが必要です。

ストーカーの犯人は近しい存在であることが多いため、証拠が不十分な場合では「恋愛関係のもつれ」として受け付けてもらえない場合もあります。

ストーカーされるのことは、気味の悪いことです。相手が残した痕跡は全て捨ててしまいたくなるかもしれませんが、証拠として残しておくことで、その後の対処がスムーズに進みます。

また、物的証拠がなくても、日々のできごとを日記にまとめておくことで証拠となる場合もあります。

送られてきたものを保存しておく

ベッドでスマホを触る女性

証拠となるものは、できるだけ多く保存しておく方が良いです。

例えば、

  • 送られてきた郵便物
  • ポストに入っていたメモ
  • メール
  • SNSのメッセージ

などは保存しておくことが重要です。

相手が送りつけてきた日時がわかるようにしておくこともおすすめです。送りつけてくる頻度がわかるので、悪質性が証明できます。

スマホに多数の着信履歴があった場合も、画面をスクリーンショットに残しておくと良いです。

その他、ストーカーの中には、対象の人の誹謗中傷をネットに書き込んで、全世界に公開する人もいます。見るのが辛いかと思いますが、ページのURLを残しておくと証拠になります。

ストーカーが証拠隠滅のためにページを削除する可能性もあるので、できればスクリーンショットも残しておくと良いです。

会話や電話は録音しておく

会話や電話があった場合は録音をしておくことも重要です。スマホには、ボイスレコーダー専用のアプリがたくさん配信されています。

万が一遭遇した時に、さっとアプリを起動して会話を記録に残しておくことも有効です。すぐ録音できるよう、録音アプリの場所は覚えておくようにします。

頻繁に電話がかかってきている場合、通話記録を録音しておくこともおすすめです。

iPhoneには、通話録音機能が標準装備されていませんので、別途アプリや専用ガジェットを使う必要があります。アプリ検索をすると様々なものが出てくるので、ご自身が使いやすいものを探してみてください。

日記に出来事をメモする

人間は、焦ってしまうとあらかじめ考えていた行動が取れなくなることがよくあります。

いざという時に、録音や写真での記録ができなかった場合は、日記という形でメモにするだけでも効果があります。

その時には、起こったこと、言われたこと、その場の状況などをしっかりと残しておくことがおすすめです。

警察や知人に相談する時に、記憶の整理をしやすいですし、証拠の一つとして取り扱ってもらえます。

どんな小さなことでも、記録しておくと、後々役に立ちます。

自分の気持ちを落ち着ける効果もあるので、できるだけ日記はつけておくことをおすすめします。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
遠い土地に住む祖母が一人暮らしになったのをきっかけに、自宅の防犯対策について興味を持ちました。週一で散歩のついでにいろんな家の防犯対策をチェックしています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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