セコムで子どもが留守番中の防犯対策をするのに一番良いプランとは?
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子どもが一人で留守番する機会が多い家庭では、念入りな防犯対策が必要です。
2014年の警察庁のデータによると、小学生が犯罪被害にあったケースのうち、3割以上が自宅(一戸建て住宅が12.5%、共同住宅が18.6%)が現場となっています。
自宅は、過ごす時間が多い場所でもあります。十分に防犯対策しておくと、お子さまも親御さんも安心して生活できます。
ホームセキュリティ会社のセコムには、お子さま一人の留守番でも安心できるプランがあります。
セコムを使った、お子さまが留守番中の防犯対策をお伝えします。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
セコムの安全見守りサービスの料金
実は、セコムには子どもの防犯対策専用のプランはありません。
通常のホームセキュリティサービスの、「ホームセキュリティNEO」か、「ホームセキュリティスマートNEO」を選びます。
かといって、セコムのお子さまの安全対策が不十分なわけではありません。
そもそも、通常のホームセキュリティサービス自体が、小さなお子さまがいる家庭を想定しています。通常プランで十分なので、わざわざお子さま向けプランを設定していません。
基本的に、ホームセキュリティNEOは一戸建ての住宅、スマートNEOはマンションや小規模の戸建てを想定したプランです。
それぞれの違いを、説明します。
NEOの利用料金
NEOは一戸建ての住宅を想定したプランです。窓・扉につけられるセンサーの数が多く、細部まで防犯対策が可能です。
ホームセキュリティNEOの利用料金は、以下のとおりです。
料金 | レンタル料金 | 買い取り料金 |
---|---|---|
月額 | 7,920円 | 5,060円 |
初期工事料 | 63,800円 | なし |
保証金 | 20,000円 | なし |
買取システム料金 | なし | 413,270円 |
NEO契約時には、最初にレンタルか買い取りかを選ばなくてはなりません。
レンタルとは、付属の機器(センサーやコントローラーなど)をセコムから借り、月々の料金にレンタル料金を加算するプランです。
一方買い取りは、最初に必要機器をすべて買い取るプランです。
それぞれのプランの特徴に、
- レンタル
- 初期費用がお得。月々の料金は少し割高。ホームセキュリティを利用したい期間が、限定的な方におすすめ。
- 買い取り
- 月々の料金がお得。初期費用がかかる。長期的に、ホームセキュリティを利用したい方におすすめ。
などがあげられます。
セコムを利用する人の約80%が、レンタル料金プランを選んでいます。
月々の料金が少し割高ですが、初期費用がかなり安くなるのが人気の理由のようです。
NEOに付属する機器一覧
NEOプランに付属の機器一覧は、以下のとおりです。
機器名 | 個数 |
---|---|
ホームコントローラー | 1台 |
セット解除ボックス | 1個 | フラッシュライト | 1個 |
ホームコントロールユニット | 1台 | ブザーボックス | 1台 |
上記の主装置群のほか、センサー類の設置もあります。
センサー類は、
- 防犯センサー・非常通報装置
- 火災・ガスセンサー
- 救急通報
の3種類です。自宅の形状や部屋数に合わせ、合計16個までなら同一料金で利用できます。
スマートNEOの料金
スマートNEOプランは、マンションや小規模戸建てなどの住居対象のプランです。マンションは必要なセンサー類の数が少ない分、料金も割安なのが特徴です。
スマートNEOの料金は、以下のとおりです。
料金 | レンタル料金 | 買い取り料金 |
---|---|---|
月額 | 4,950円 | 3,410円 |
初期工事料 | 47,300円 | なし |
保証金 | 20,000円 | なし |
買取システム料金 | なし | 173,910円 |
NEOプランと比べると、月々の料金や買取システム料金も安くなるのが特徴です。
マンションで暮らす方や、一人暮らし、小規模な自宅の高齢の方などにおすすめのプランです。
スマートNEOに付属の機器一覧
スマートNEOプランには、以下の機器の付属があります。
主装置群 | 機器名 | 個数 |
---|---|---|
ホームコントローラー | 1台 | |
フラッシュライト | 1個 |
防犯センサー | 機器名称 | 個数 |
---|---|---|
窓・扉用センサー | 最大3個 | |
空間センサー | 最大1個 | |
火災センサー | ||
煙・熱センサー | 最大1個 |
NEOプランと比べると、主装置群やセンサー類の数が少ないです。必要な装置の数が少ないため、比較的料金も安く気軽に導入できるプランです。
フラッシュライトは、玄関に設置するライトです。住居内での異常を感知したときに光って、外にいる人に知らせます。
集合住宅にお住まいの方がスマートNEOプランを契約したら、フラッシュライトは設置しないことが多いです。
あわせて読みたい:
セコムのプラン比較、NEO・スマートNEO・グランデ・G-カスタムの違い
子どもの安全を守るサービス内容
セコムのホームセキュリティを導入すると、
- 一人での留守番をより安全に過ごせる
- 急な病気や怪我に対応できる
というメリットがあります。
具体的なホームセキュリティのサービス内容や、子どもの留守番中の安全確保についてお伝えします。
不安を感じたらすぐに通報できる
お子さまが、留守番中に少しでも怖いと感じる場面があれば、いつでもセコムに通報できます。
設置のホームコントローラーのボタンを押すだけで、最寄りの待機所の緊急対処員が駆けつけます。
その後必要に応じて、セコムから保護者の方へ、異常があった連絡をします。
より自分に適したホームセキュリティを選ぶためのポイントに、待機所の数があります。
ホームセキュリティ会社の警備員が在籍する拠点を、待機所といいます。
最寄りの待機所が自宅から近いセキュリティ会社の方が、いざというときに短時間で駆けつけます。
待機所の数が多ければ多いほど、一つの待機所が担当する地域範囲が狭くなります。ホームセキュリティを選ぶときには、待機所の数や近さを確認しておくと安心です。
セコムでは待機所を緊急発進拠点と呼び、全国に約2,600ヶ所あります。待機所の数は、ホームセキュリティ業界の中でも最も多いといわれます。
ただし緊急発進拠点がどこにあるかは、公表していません。犯罪者に、セコムの情報がもれるのを防ぐためです。
自宅から、もっとも近い緊急発進拠点の場所を知りたい場合は、見積もりや相談時に、担当者に確認できます。
セコムの通報装置は、とてもシンプルで操作しやすく作られています。
機械に不慣れな高齢者や、小さなお子さまでも簡単に操作が可能です。
しかし、あわてていてもとっさに使えるよう、ご家族で定期的に使い方を確認するのも重要です。
契約前にお子さまが実際に使えるか不安なら、セコムスタッフに、デモ機器でのテストをお願いできます。
もし、お子さまが間違えて通報しても問題ありません。
間違えて通報したり、センサーが異常を感じたりしたら、すぐに緊急対処員が駆けつけるわけではありません。
まずホームコントローラーから警告音が流れ、コントロールセンターから状況確認の電話がかかってきます。
電話で、誤操作だったと伝えれば大丈夫です。
もし誤操作で緊急対処員が駆けつけても、無料で対応します。月額料金に、駆けつけ代金は加算されません。
スマホで外部から確認・セットが可能
ホームセキュリティNEOのプランを選ぶと、自宅の外にいても、スマホでセキュリティの確認が可能です。
たとえば、お子さまが学校から帰宅後にホームセキュリティ解除や、在宅モードへ切り替えたタイミングで、保護者のスマホに通知するスマホプッシュ通知機能があります。
お子さまから帰宅の連絡がなくても、自宅に帰っていると確認できるので安心です。
また、スマホを使えば、どこにいてもセキュリティ状態を確認できます。お子さまが外出して、帰宅後にセットを忘れていても、保護者がスマホでセット状態にできます。
どこにいても自宅のセキュリティ状態を確認できるのは、小さな子どもがいるご家庭には、ありがたいサービスです。
子どもの急な病気やケガにも対応
セコムを契約すると、365日24時間いつでも健康相談できるサービスがあります。
専属の看護師が多数在籍し、いつでも無料で電話相談が可能です。
小さな子どもは急な体調の変化や、ケガをする場合があります。夜間や休日では、かかりつけ医に助けを求められません。
セコムの相談サービスなら、日時に関係なく看護師のアドバイスを受けられます。
サービスでは、
- お菓子の袋に入っていた乾燥剤を誤飲した、どうすればいいか?
- 鼻血がなかなか止まらないときの処置を教えてほしい
- 小さな子供が熱を出してぐったりしている。◯◯市内で夜間救急の病院を教えてほしい
などの相談ができます。
健康相談のほかにも、
- 医療期間の検索
- 人間ドックの予約代行
も可能です。
センサーで空き巣の侵入を阻止
セコムと契約すると、空き巣が侵入しそうな窓や扉に、センサーを設置します。
警察庁の2022年のデータでは、空き巣の侵入経路は8割近くが窓・扉からです。ガラスを割って鍵をあける、または鍵をかけていないところから侵入するケースがほとんどです。
窓や扉につけたセンサーが、何者かの侵入を感知したら、まずブザー音で犯人を威嚇します。その後、セコムへの通報が行われ、緊急対処員が駆けつけます。
必要なら、110番通報も行います。
また、センサーの取りつけで、窓や扉の閉め忘れも防げます。
外出前にセキュリティを警戒情報に操作したとき、開いている窓・扉があれば音声でお知らせします。
戸締まりが、完璧な状態で出かけられます。
センサーで火災を感知
煙や熱を感知する火災用のセンサーの取りつけもできます。キッチンなど、火事の原因になりそうな場所に設置しておくと、異変を早期発見できます。
小さなお子さまが一人で留守番していると、遊びに夢中になり、ほかのことに意識を向けられなくなります。子どもが留守番中に、暖房器具から引火して家事になるケースの報告が、毎年たくさんあります。
セコムの火災センサーは、熱や煙を感知すると、まずブザーと音声で知らせます。
その後異常をセコムへ通報、緊急対処員が駆けつけます。
必要という判断になると、119への通報も行います。
センサーによる火災感知のメリットは、在宅・不在を問わず自宅の安全を確保する点です。
就寝中に起こった火災でもブザーで知らせるので、重大な事態になる前に消火活動にあたれます。
オプションサービスに、ガス漏れを感知してお知らせするサービスもあります。
異常信号がセコムへ送られ、対処員が駆けつけます。必要ならガス会社への通報も行います。