塾に通う子どもに持たせる防犯グッズはココセコムとまもるっくどちらがおすすめ?
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私が小学生のとき、学習塾からの帰り道はとても不安でした。
途中までは友達や先生と一緒に帰っていましたし、自宅近くまでは両親が迎えに来てくれました。しかし、どうしても一人になる瞬間がありました。
そんなとき、後ろから近づいてくる足音に何度も恐怖した経験があります。
当時の経験を思い出したとき、なにがあれば不安を感じなかったか考えてみたところ「お守り」といえる存在があれば安心できたのかも、との結論になりました。
これさえ持っておけば大丈夫と思えるグッズがあるだけで、安心して習い事へ通えます。
本記事では、お子さまの「お守り」となり得る2つの端末「ココセコム」と「まもるっく」の、どちらがよりおすすめかを説明します。
これらの端末は、どちらも大手ホームセキュリティ会社セコムとアルソックが提供するサービスです。
2つのサービス内容を比べたときに、私個人としてはまもるっくの方が塾通いのお子さまに向いているのではないかと感じました。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
管理人がまもるっくをすすめる理由
個人的には、学習塾や習い事をするお子さまにはまもるっくの方が向いていると感じました。
というのも、学習塾・習い事をすると、お子さまの行動パターンはある程度決まってくるからです。
- 塾・習い事に行く時間
- 長時間滞在する場所(教室)
が毎回ころころと変わる習い事は少ないと思います。そのため、一定のエリアを指定しておいて、その範囲内にお子さまが出入りすると通知がくるエリア通知機能はとても有益です。
エリア通知機能は、まもるっくにはありますが、ココセコムにはありません。
※ココセコムも新機種に切り替わり、エリア出入り通知が新たに加わりました。
そのため、塾や習い事に通うお子さまにはまもるっくの方がメリットがあると判断しました。
まもるっくのエリア通知
まもるっくの位置検索機能には、大きくわけて3つの種類があります。
それが、
- 現在位置検索
- エリア出入通知
- 定時刻位置検索
の3つです。
塾通いをするお子さまにおすすめなのが、2つめのエリア出入通知です。
あらかじめ設定しておいたエリアにお子さまが入った瞬間、まもるっくがその情報を取得して、保護者の端末へ送信します。
お子さまが教室についたかどうか、自動で確認できるので安心です。
指定エリアに入ったときだけでなく、エリア外に出たときも通知するので、お迎えのタイミングもわかりやすいです。
エリア出入通知は、最大10ヶ所のエリアを登録可能です。習い事を掛け持ちするお子さまでも安心です。
自宅を登録しておけば、きちんと留守番ができているかどうかも確認できます。
定時刻位置検索も習い事におすすめ
まもるっくのもう一つの位置検索機能、定時刻位置検索も習い事をするお子さまにおすすめです。
定時刻位置検索とは、あらかじめ設定しておいた時刻に端末の位置情報を取得して、保護者に通知する機能です。
あらかじめ習い事が始まる時刻を設定しておけば、教室にちゃんと到着しているか確認できます。
定時刻位置検索は、曜日ごとに最大5回まで設定が可能です。
お子さまの現在位置を定期的に確認したい方におすすめのサービスです。
まもるっくの位置検索サービスの良いところは、「一定の条件を満たせば自動で通知される」点ではないかと思います。
私が小学生のときは、「塾が終わったら必ず連絡しなさい。」と言われていました。しかし、友達との話に夢中になって連絡を忘れてしまい、怒られることもよくありました。
エリア出入通知や、定時刻位置検索を利用すれば、子どもが自分から連絡する必要はありません。
そそっかしい私のような子にはありがたい機能だと思います。
まもるっくとココセコムの料金比較
見守り用端末の利用料金を心配する人が多いと聞きます。
確かに通報サービスや駆けつけサービスがあるまもるっくやココセコムの料金は、高いイメージがあります。
そこで、実際に使用するにはどれくらいの費用がかかるのか調べました。
まもるっくの利用料金
まもるっくの利用プランは、レンタルプランのみです。
利用料金を説明します。
レンタル | |
---|---|
月額料金 | 1,870円 |
初回登録費用 | 6,600円 |
かけつけサービス出動料金 | 6,600円/回 |
通話料金 | 22円/30秒 |
SMS | 3.3円/回 |
※通話、SMS料金については、月額料金の中に最大440円分の無線通信料が含まれています。
まもるっくから通報して警備員の駆けつけサービスを利用した場合、駆けつけ料金が別途6,600円/1時間かかります。
ココセコムの駆けつけサービス料金は、11,000円/1時間なので、まもるっくの方がお得です。
ココセコムの利用料金
ココセコムの利用料金は大きく分けて4つです。
- 月額料金
- 毎月支払う基本料金。
- 加入料金
- 利用初期に支払わなくてはならない料金。バッテリー1個分の料金が含まれる。
- 位置情報提供料金・現場急行料金
- ココセコムの位置を検索したり、緊急対処員駆けつけサービスを利用したときにかかる料金
- 機器料金
- 充電器などココセコムを利用するために必要な機器代金。車体取付ケースがこれに含まれる。
4つのうち、毎月支払う必要があるのは月額料金だけです。加入料金と機器料金は初月のみ必要、位置情報提供料金や現場急行料金は特別なサービスを利用したときにしか発生しません。
加入料金 | 郵送での申込み | インターネットでの申込み |
---|---|---|
料金 | 5,500円 | 4,950円 |
位置情報提供料金 | ネットで検索 | セコムに電話で確認 |
---|---|---|
金額 | 専用アプリ 月額基本料金に含む | 220円/回 |
現場急行料金 | |
---|---|
金額 | 11,000円/回 |
これとは別に、本体端末の充電機器が必要です。充電器は2,750円で販売しています。
まもるっくとココセコムの料金比較
まもるっくとココセコムの利用料金を簡単にまとめると以下のとおりです。
まもるっく | ココセコム | |
---|---|---|
初期費用 | 6,600円 | 4,400円(インターネット) |
月額 | 1,870円 | 1,320円 |
充電器料金 | 5,170円 | 2,750円 |
まもるっくの方が初期費用は高いですが、月額料金はココセコムの方が安いという結果です。
長期間の利用を考えれば、ココセコムの方がお得だと思います。
エリア通知があまり魅力的に感じられない方は、料金の安いココセコムを選んだ方がお得に防犯対策が可能です。
ココセコムは人以外の防犯にも使える
まもるっくの方が、塾通いをするお子さまにおすすめと説明しましたが、条件によってはココセコムの方が便利な場合があります。
それが、子ども以外の見守りに使いたい場合です。
まもるっくは子ども、あるいは高齢者の見守り用端末として売り出されています。対してココセコムは、子ども、女性、高齢者のほか、車やバイクの防犯対策にも使われます。
子どもの見守りにも使いたいが、大事な車やバイクの盗難防止用としても使いたいならココセコムがおすすめです。
普段は駐車してある車やバイクにつんでおくと、盗まれたときに位置検索をすることができます。
セコムに通報すれば、オペレーターが車の現在位置を調べ、事件性が高いと判断した場合は警察に通報します。
車の現在位置情報をリアルタイムで検索できるので、遠くに運ばれるリスクを抑えられます。
ココセコムの公式ホームページに、実際に車両盗難事件を解決した事例が紹介されています。